
カントン包茎が原因で起こる「二次性真性包茎」とは
カントン包茎が原因になる二次性真性包茎
カントン包茎は、亀頭を露出することができるので仮性包茎の一種とされています。一般的な仮性包茎との違いは、包皮の口にあたる部分が陰茎の外周よりも狭くなっていることです。カントン包茎の場合には、口の部分が極端に狭く、亀頭を露出することができても輪ゴムで締め付けたようになってしまったり、平常時に皮をむいて露出することができても勃起時には亀頭を露出することができなかったりします。
カントン包茎の場合、皮の先端が大変狭いので、皮に大きな負担がかかりやすく、包皮炎になることがあります。包皮が炎症を起こしてしまうことを何度も繰り返していると、包皮がだんだんと委縮して口の部分がさらに狭くなり、亀頭を露出できない真性包茎と同じ状態になってしまうことがあり、二次性真性包茎と呼ばれています。無理に指などでむいてしまうと、包皮が切れてしまったり、元に戻らなくなったりすることがある危険な状態です。
カントン包茎は早めの治療が必要
包皮の口の部分が極端に狭く、亀頭の根元を輪ゴムで縛ったような状態になる危険性があるカントン包茎は、早めに専門のクリニックでドクターに相談することが必要です。包皮の口が陰茎の外周よりも狭くなっているため、亀頭の根元の部分にはまり込んでしまって締め付けていたり、勃起して陰茎が太くなってしまったりすると血流が悪くなって、亀頭がうっ血したり、包皮が腫れたりしてさらに状況が悪くなります。
激しい痛みや腫れ、うっ血で病院に駆け込む人もいるので、症状が進む前にクリニックでの治療をおすすめします。カントン包茎は、状態によりますが、医師が必要と認めた場合には治療が保険適用になることがあります。
専門のクリニックでカウンセリングを受けると、医師に直接相談をすることができます。症例数が多く、技術力が高いドクターのいる評判の良いクリニックを口コミなどで選び、カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
まとめ
カントン包茎は、放置していても自然に治ることは無く、うっ血や壊死、炎症などのリスクがある怖い症状です。炎症を繰り返していると皮がかたくなって、むけなくなってしまうこともあり、二次性真性包茎になってしまうこともあります。
真性包茎になると皮の内側に雑菌が繁殖しやすくなり、においやかゆみで悩んだり、上下の動きによって痛みや出血などが起きることもあるので早めにクリニックで治療を受けることをおすすめします。